【画像付き】合格のアートは思ったより…?|見られるポイントと注意点|3級フラワーアート

ネイリスト技能検定3級。
おそらくネイルの資格を目指す方が、始めに挑戦する試験です。
初めてゆえに、わからなくて不安になる……!
その不安を試験前に少しでも取り除くため、今回が私が合格したときの画像と、試験官の方が見ているポイントをご紹介します。
ポイントを押さえておけば、フラワーアートを乗り越えられます!

目次
1. 合格のフラワーアート
気になるかと思うので最初に画像をお見せします!
合格時のフラワーアートです↓(試験直後の写真ではないのでヨレはお見逃しください🙇♀️)

案外……じゃないですか?
私は探し出してみて「あれ、こんなんだったっけ」と思いました。でも合格なんですね◎
ということは、合格のヒントがここにあり、見逃されるとは言い方が宜しくないですが、「ここに力を入れすぎなくても良い」ポイントもあるわけです!
ではこれから合格のフラワーアートを解剖していきましょう!
2. 試験管が見ているポイント

フラワーアートのポイントは
・華やかであるか。
・バランスは取れているか。
・細密に描かれているか。
・爪の2/3をアートが占めているか。
試験官の方はこれらの点を見て5点満点で採点します。
このチェックポイントがどこに紐付いているのか、このあと詳しく見ていきます。
使った商材はこちら↓
3. どこまで合格?フラワーアート大解剖!
では各チェックポイントがアートのどこに紐付いていたのかを見ていきます。
ここを抑えればあの画像のアートでOKというわけです!
◾️パッと見て花であるとわかるか。
「5枚・白色」の花。
ほぼこれで決まりです! 赤ポリッシュに最も映える白色と、バラや複雑な花、4枚(クローバーっぽくなる)でもなく5枚の花。絵の得意な方は構いませんが、誰でも・時間内に描き切り、花と判断されやすいのが「5枚・白色」の良いところです。
◾️華やかであるか。
2色の花、葉・花中心の混色。
可愛い可愛くないはさておいて、彩り良く目立つのは「赤・青」の花。ただ原色ばかりでは簡素に見えるので、葉っぱと花の中心は、それぞれ「緑・黄」と「黄・白」の混色をしています。筆に2色を取ってそのまま乗せるだけで簡単に鮮やかになるのでおすすめです!
◾️バランスは取れているか。
大小2種類の花。葉と白点の位置。
上下どちらでも構いませんが、大きさの異なる花を描くと強弱がつきます! 余白には葉っぱと水玉模様を乗せて、花とのバランスを取る形で配置できるのが理想。多少お花の配置に失敗しても、追加要素で復活することができますよ!
◾️細密に描かれているか。
花の模様。
花びらに3本線を描きます。いかに細く線を引けるかがポイントです。画像は上手な例でなく申し訳ありませんが、新しい筆で挑戦すると上手くいきます。割れてしまったり、筆先が曲がってきた筆を使うと画像のようになりがちです。
◾️爪の2/3をアートが占めているか。
花(大)の大きさを覚え、細部を埋める。
ポイントになるのは最も大きな花です。練習時に大体の大きさを覚えておくのがポイント。モデルさんによって爪の大きさが異なるので、本番の方(モデルハンド)での練習が重要です。花の大きさを覚えておけば、あとのバランスは残りのスペースを分ければ大丈夫! 一度理想のデザインを作っておいて、描き順を逆算しておくのもおすすめです。
これでチェックポイントが、アートのどこに紐付いているかおわかりただけたかと思います!
次は気になる点数配分を見ていきましょう。
4. 気になる点数配分! 合格のために
要項にも記載されていますが、ネイリスト技能検定の採点基準では「5点満点法」が採用されています。
5 点・・・良い
4 点・・・合格ラインに達している
3 点・・・合格には少々不足している
2 点・・・良くない
1 点・・・悪い
フラワーアートにかけられる時間は、大抵10分。短くて5分程度です。
もちろん満点を目指すのは理想ですが、5分で満点を目指すのも難しく、それよかアートより減点対象の多い「ネイルケア」や「道具の扱い」を磨く方が効率が良いとされています。
アートは、満点だけを目指すというより「4点を確実に」の傾向が強いです。
前半で押してしまった時間を最後のアートで巻き返すことも多く、私は完全にそのタイプでした。なので「5分で仕上がるポイントを満たしたアート」を練習したり、完璧よりも確実を取る手法でも良いわけです。(もちろんネイルケアなどに時間を取られない方は、アートも満点を目指せます!)
ですので合格への近道は、
減点されやすい前半を磨く
→ チェックポイントを抑えたアートを時間内で描き切る(4点)
となるわけです!
5. 最後に
いかがでしたか?
試験官のチェックポイントを抑え、それぞれの描きやすいアートを見つけてくだされば幸いです。
ちなみにフラワーアートの記事ではありますが3級の心構えとして……
3級は初めての試験です。「アートが良くできているか」よりも「基本の扱い・振る舞いが身についているか」をよく見られているように思います(アートが蔑ろにされているわけではありません)。
また、初級・2級を受けるとなると、3級前半の項目がより重い意味を持ち(前半免除がかかる試験になる)、ここで減点されては合格できなくなっています。のちに上の級を目指す方は、3級の前半部分を極めて損はありません!
試験全体のバランスを見渡して、自分にあったペースと技術を身につけてくださいね💐










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