【これで安心】ネイル検定3級で “よくある失敗” と対策|写真と解説!

検定を受ける前、多くの方が「どこで減点されるんだろう」
「何に気をつけたらいいの?」と不安になりますよね。
この記事では、受験生がよくつまずくポイントを写真つきで解説します。
実際の “失敗例” を知っておくことで、自分の練習にも安心して取り組むことができますよ!

目次
1. よくある失敗① 甘皮処理が残っている / 取りすぎてしまう
- 失敗例:甘皮が残っていて仕上がりが汚く見える
- 逆の失敗:取りすぎてしまう(出血は失格)

❌ギザギザ

❌取り過ぎ
甘皮が残っていると、ポリッシュのラインが取りづらくなります。反対に、取り過ぎてしまうと出血やトラブルの原因になるため避けなくてはなりません。プッシャーとニッパーの正しい扱い方を見ていきましょう!
◾️正しいキューティクルの扱い方
①プッシャー:押し上げる程度。


押し込むのではなく「押し上げる」のがポイント! ニッパーで切るために、直角に折り線をつけるイメージです。圧をかけ過ぎず、ルースキューティクルシールの方はシールが千切れないくらいの力です。
- 爪中央から一定方向に優しくストローク。終えたら、短いストロークでルースキューティクルの縁を外すイメージで(プッシュバック)。
- プッシャーを寝かしてルースキューティクルを上げていく(プッシュアップ)。
②ニッパー:最小限の動きで切り進める。

押し上げたルースキューティクルのみを、折り線に沿って切っていきます。刃先だけを開いて引き切り、切った部分が一本になっていたら正解です!
- ニッパーを引くようにして切り進める。
- 同じところを切らないよう意識するとギザギザな仕上がりを防げます。
⭐️適切に処理した状態

2. よくある失敗② ファイルで形が揃わない
- 失敗例:左右カーブの角度が異なる、統一感あるラウンドが取れない

左右のカーブ角度が異なっています。
形が揃わないと統一感がありません。試験官も確認する項目なので練習が必要です!
◾️形を揃えるストローク
①爪先の正面を知る


ファイルを動かす角度だけでなく、別角度から見るのもポイントです。指を下ろして見るとカーブの左右差が捉えやすいでしょう。練習時に仕上がりと確認する角度を比べ、自分に適した確認方法を知ることも有効です。
- 1本毎に指を下ろしてラウンドを確認。
- 5本できたら手を持ち上げ、正面から統一感の確認。
②カーブ角度を揃える練習をする
カーブの左右差の原因に「ファイル圧・角度の違い」もあります。無意識のうちに癖づいていることもあるため一度確認してみましょう! 左右同じ圧を、同じ角度でゆっくりかけて、慣れたらスピードをつけていくと良い練習になります。
⭐️正しいラウンド

3. よくある失敗③ ポリッシュがはみ出す・ムラになる
- 失敗例:キューティクルラインにポリッシュが流れてしまう
- 失敗例:色ムラができる


◾️正しいポリッシュの塗り方
①必要なポリッシュ量を知る

爪の大きさによって必要なポリッシュ量は異なります! モデルの方やハンドに対して適切な量を知りましょう。ハケの片面のみにポリッシュをつけると爪の上で扱いやすくなります。
- ポリッシュ容器でハケの片面をこそぐ。
- 1ストロークで使い切るポリッシュ量を知る。
- 粘度が高くなったら「うすめ液」を使う。
②ハケ圧・角度を意識する

ハケ圧が強いとかすれ、ハケの角度が適切でないとムラの原因になります。ハケ圧はポリッシュを触って動かすくらいに、角度はつけ過ぎないよう意識してみてください。
- ポリッシュを移動させるイメージでハケを動かす。
- 二度塗り目は特にハケの角度に注意し、抉らないよう気を付ける。
⭐️均一に塗れた爪

4. よくある失敗④ タイムオーバー・手順を間違える
- 失敗例:手順ミス、最後まで終わらない
タイムオーバーの主な原因は、ケア部分またはポリッシュに時間をかけ過ぎていることでしょう。手順間違いとともに、こればかりは練習あるのみ! ここでは練習のコツをお伝えします。
◾️タイムオーバー・手順ミスの対策
- 練習時からストップウォッチを使い、時間配分を体に覚えさせる。
- Youtubeで試験動画を流し、並行してデモンストレーションを行う。
実体験ですが、動画を流しながら試験本番と同様に練習するのはとても効果的でした! 「ここまでにケアを終わろう」とか「自分はここに時間がかかるから別の部分を短くしよう」など、手探りで進むより格段に明確な道筋が建てられます!
特におすすめは “認定講師” の方のYoutubeです。試験官も務められる方のものなので信頼できます。ポイントをお話ししてくれる方もいらっしゃるので有効です!
5. まとめ
検定の不安は「失敗のイメージがつかめていない」ことが原因です。
逆に言うと、失敗例を事前に知っておけば、試験本番でも落ち着いて取り組めます!
「少しずつ直せば必ず合格に近づける」と、安心して練習を続けてくださいね。









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