8/1 図書館に行くと死ねないし高校生にも生かされる
暑さの峠は一度越えたか? まだ何十もあるが。
・予定外に図書館へ行った。特にお目当てがなくとも楽しめる、涼しい、そして無料。なんと素晴らしい場所だろう。図書館へ行くとまだまだ死ねないと思う。これだけ読む本があるのだから。知らない世界があって、消えかけていた好奇心とか興味とかがじんわりと戻ってくる。本をめればぐずぐず考えていた余分なこと(大抵悩みというのは全て余分)をさっぱり忘れてしまう。終わる頃まで思い出さなければ良い日になる。治らないときはきちんとした休みが必要。そんな指針にもなる。
・「身体の不調は姿勢で治る」みたいな本を座って読むおじいさん。ピンと伸びた背に直角に曲げられた膝。素直で愛らしかった。

・相も変わらず引きこもりなので日中にテレビも見られる。今日は女子バスケインターハイの決勝を見た。地元は優勝常連校だが、今年の応援はその相手。創部3年目で決勝まで来た日本航空北海道だ。第2Qまでは押されるも第3、第4は見事な追い上げで、惜しくも4点差で負けてしまったけれど強豪校相手に大健闘だった。格好良かった本当に。皆声を張って応援して、冷静な選手も終われば涙を流して。伸び代の最もあるときに闘う姿ってこんなにパワーをもらえるのねと年々強く感じるようになる。素人が見ても試合の中で成長し更新しているのがわかる。その世界に生きて、今はそこしか見えていない一生懸命さが眩しい。だからこそ折れたときは何も見えなくなるのかもしれない。その背中を支える大人になりたい。
・歳を経れば視野が広がって、その世界が全てでないと知る。だから全力を出せなくなる。怖くて、体力も気力もないから。それも強さだ。鈍さでもあって私はこれで楽になった。ただ、精一杯の姿は心に来る。応援したいと思わせる。こんな家にいるだけの私さえそう思って、今気が大きくなっている。ありがとう高校生。いつか良かったと思っているといいな。

・熱いまま書いて恥ずかしいが、良い思いをさせてもらったので記録。甲子園も楽しみ。
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