7/17 雨あがり走り出しただけ

雨。
よくもまあこんなに水がある。

・身内が携帯を破損。使えなくなる。壊れたら困るものNo.1は携帯だろう。少なくとも私はそう。LINEやらはともかく、電話が外で使えないのの何て不自由なことか。途端に世界はシャットアウト、一人ぼっちの夜である。誰も手を繋いでくれないような不安に心が破裂しそうだ。慣れとは恐ろしい。どこに行くにも地図は見たいし、わからない料理名はこっそり検索したい。映画は思いついたときに予約して、騒がしいときはイヤホンがしたい。手放せばきっとまた慣れるのだろうけれど、大多数が通信できる世の中で少数を行けば関係を断ち切る意味も含まれるんだろう。便利でありながら、依存せざるを得ないという意味で不便である。

・久々お散歩をする。束の間の雨上がりを狙ってお花を買いに行った。僅かに残る紫陽花と、青々とした桜の木、石垣を這う苔の黄緑色が眩しい。雨の日の植物たちは深呼吸できている気がする。生きてる。

・このサイトと格闘する一日。まだ日記しか書いていないので、新着記事しか更新されないサイトだった。ここは何なんと紹介を入れたり、カテゴリーをまとめ直したりと、ちまちましたデザイン編集に勤しむ。本格的にPCを触ったのは大学生頃と、アナログ人間だったので、今回もなかなか大変。大学生ぶりにHTMLなんてワードとこんにちはして、頭を捻りながら今に至る。ちょちょいと編集できる人ら子らがいる中で、新しいことの習得に向かうのは、やっと近いステージに立てる安心感がある。もちろん奮闘のストレスもあるが。美化した自分のサイトをどう使っていくか……。とりあえず走り出した状態である。