【まずは基本!】ネイルマシンの使い方
セルフネイルでもネイリストを目指す方も!
基本の使い方を知っておくとマシンを安全に扱うことができます。
怪我や故障、自己流が身に付く前に、基本を押さえておきましょう。

目次
1. 基本の「持ち方」
マシンを安全に扱うためには「正しい持ち方」が大切です。
持ち方には2種類あります。
◾️ペンシルホールド
◾️シェイクハンドホールド


鉛筆の持ち方と同じです。握る位置がビットから遠すぎると反発する力が強くなり、必要のない力が必要になるため✖️。
大きなビットに適した持ち方です。フットケアのときに多く用いられます。欧米ではシェイクハンドホールドが主流。
2. 基本の「回転数」
安全にマシンを使うために「回転数」を知ることも重要です。
通常回転数はrpm(revolution per minute)で表され、1分間の回転数を意味しています。回転数は0〜35,000rpmほどですが、数字が表示されないマシンもあるため最大回転数を把握する必要があります。
目安の回転数(ハンド)
◾️ケア
3,000 〜 5,000 rpm
◾️ジェルオフ(アクリルジェルを除く)
8,000 〜 20,000 rpm
回転が遅過ぎると摩擦熱を感じる原因になります。反対に早過ぎると事故や怪我に繋がりかねません。適正な回転数の中の自分に扱える速さで施術することが大切です。
余談。回転数が表示されない(本体に記載がない)マシンは最大回転数を把握し、逆算して回転数を割り出します。例えば最大回転数が30,000rpmのとき、メモリの半分までツマミを回した際の回転数は半分の15,000rpmです。慣れで行う方もいますが、使い始めのときには確認しておくと適切な施術が行えます。
3. 基本の「オフの動かし方」
ジェルオフには縦削り横削りなど流派がありますが、今回は爪に負担の少ない動かし方をお伝えします。慣れてきたらショートカットしても良いかもしれません。
※ 縦削り:速さに向いている。(アセトンオフ時によく使う)
※ 横削り:爪の形に沿って削るのでフォルムを残しやすい。(フィルイン時によく使う)
手順1
手順2


①-③の順に削る。①はストロークを小さくする。
爪の幅を3等分し、中心部分を削る。
手順3
手順4


ハイポキニウムに注意して、3等分の残った両側を削る。
爪周りの肉を下げ、弧を描くように削る。この際マシン本体が爪の外側に向かないようにする(ビットの根元部分がサイドスキンに当たらないようにするため)。
★回転方向(F / R)についてはこちらの記事からも確認できます。
4. まとめ
今回は基本のマシンの使い方をお伝えしました。
怪我なくネイルを楽しんでいただけると幸いです。
本文章がお役に立てますように。読んでくださりありがとうございました。
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